今や習い事のトップ3にランクインする「英語」。お金も時間もかけて習わせる英語だからこそ、単なる習い事で終わらせたくない、テストで良い点がとれるだけの勉強で終わらせたくない、そう思う方は多いと思います。我が家は子供の英語教育がきっかけとなってアメリカに暮らすことになったわけですが、あの時始めた英語教育が子供の将来を変えるきっかけになっただけではなく、私たち親にとっても人生を変えるきっかけとなりました。
うちの息子は2歳から英語プリスクールに通い始めました。夫婦でフルタイムで仕事をしていた私たちは、リトミックなど楽しそうな習い事に子供を通わせる時間がなく、何か習い事代わりに…と英語のプリスクールに息子を通わせることにしたのです。
プリスクール選びのポイントについては記事(プリスクールを選ぶ時のポイント)にありますが、一番最初に通い始めたのは自宅から歩いていける場所にあった一軒家をリモデルしたプリスクールでした。
うちの息子は2歳から英語プリスクールに通い始めました。夫婦でフルタイムで仕事をしていた私たちは、リトミックなど楽しそうな習い事に子供を通わせる時間がなく、何か習い事代わりに…と英語のプリスクールに息子を通わせることにしたのです。
プリスクール選びのポイントについては記事(プリスクールを選ぶ時のポイント)にありますが、一番最初に通い始めたのは自宅から歩いていける場所にあった一軒家をリモデルしたプリスクールでした。
外国籍の子が数名と日本人の子供たち総勢15名ほどだったでしょうか。小さなスクールでアットホームな雰囲気が気に入りました。
日本語の保育園から2歳のある日突然英語プリスクールに変わったわけですが、息子の反応がどうだったかというと・・・
それはそれは楽しそうなプリスクールの雰囲気にすぐになじんでくれました。
プリスクールの先生ってちょっとテンション高いですよね?
子供ながらにノリの良い楽しい雰囲気が気に入ったようで、スクールにつくと「バイバーイ!」とすぐに走って行ってしまう始末。「すぐなじめてよかったけど」と一抹のさみしさを感じながら背中を見送っていました。
気になる英語力については、3カ月も経つと英語が少し口から出てくるようになりました。
「わ~すごい!」
と思ったものです(笑)。
でも・・・
いくらプリスクールに行っているとしても、生活の大半は日本語で過ごすわけですから、ネイティブ並みの英語力などそう簡単には身につきませんよね。
特にスピーキングが一番難しいです。単語が出てくるようになっても、言いたい事がきちんと伝えられるようになるのはまだまだはるか先です。
お金も時間もかけているのにちょこっと英単語を話すだけ?
そんな無力感に襲われないでください。幼児期に確実に養われている力があるのです。
そう、「英語耳」です。
幼児期に英語を学ぶメリットはこのリスニング力にあるといえます。「英語耳」はこの間に確実に養われています。言葉は大量のインプットがあってからしかアウトプットは出てきません。たくさん聞いているうちに、少しづつ1語が2語になり3語になり、文が出来上がっていきます。
まずは何をおいてもインプット!
プリスクールに通っていなくても、自宅で英語のテレビやDVDを活用してどんどんインプットを増やしましょう。
うちの息子は、2歳~5歳までの間に3つのプリスクールに通いました。
年齢とともに求めるニーズが変わってきたことが主な理由なのですが、
1つ目はアットホームな近所のプリスクール、
2つ目は駅を挟んで反対側にあった読み書きをしっかり教えてくれるスクール、
3つ目はわざわざ電車で通った大手企業経営のスクールでした。
一番失敗だったのはどれかと言うと‥‥
3つ目の大手企業経営のスクール!
このスクール、おしゃれなユニフォームやオーガニック食材のランチなどを取り入れていて料金もお高め。芸能人のお子さんも通ってきていました。我が家は、その学校が今後の進路相談に優れていると謳っていたので入ったのですが、生徒が想定ほど集まらず結局不採算でクローズ、という事態になってしまいました。新しい広い教室に子供がちらほらとしかおらず、経営が成り立っているのか常々心配していましたが、案の定という感じです。
通っている間は先生・生徒比率が良かったのですけれど。
大手がやっても失敗することもありますし、近所のこじんまりとしたスクールの方が通いやすくアットホームで良い点もあります。これからプリスクール探しをする場合は、まずは雰囲気が合いそうなところへ通ってみることが第一歩です。
ただ、字に興味を持てる年齢(4~5歳)になったら、ぜひ「読み書きをしっかり教えてくれるスクール」に通うのは得策です。これが、のちのちまで英語力を支える基礎になるからです。
さきほど「ネイティブ並みの英語力はそう簡単につかない」と書きましたが、読み書きだけは日本国内で英語教育を受けていてもネイティブ並みに力をつけることができます。
勉強法は追々ご紹介しますが、ともかく我が家の英語教育は「近所のプリスクール」をきっかけにはじまったのです。
こんなきっかけが、アメリカ移住につながるとは夢にも思わずに…
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