読み聞かせをしているけど、効果が出ない・・・?
絵本に興味を示さない・・・
読み聞かせをしているけど効果がでない・・・
そんな不安をお持ちのママもいらっしゃるでしょう。
うちの息子も1歳代の時は興味を示しませんでした。興味を示す時もあれば、全然示さない時もあるし、本を破ったり、読み聞かせを嫌がったり・・・。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
①興味を示さない場合
➡そのまま読み続けてください。ママが楽しそうに続けていれば徐々に興味を示してきます。
②それでも興味を示さない場合
➡今日はおしまいにしましょう。明日は興味を示すかもしれません。明日も興味を示さなくても、また同じようにやりましょう。1日、1週間、1カ月・・・ある時興味をしめす日が来ます。うちもそうでした。無理強い・焦りは不要です。楽しむことがコツです。
絵本に興味を示す時期は子供によってそれぞれ異なります。お友達のあの子はじっと聞いているのにうちの子は・・・と比較することは意味ありません。かくいううちの息子も最初は興味を示しませんでした。ある時から徐々に興味を示すようになったと思ったら、また急に興味を失ったり、そんなことの繰り返しです。でも徐々に興味を示す頻度が高くなり、今は大の「読書好き」になったのはご存知の通りです。
③本を破ってしまう場合
➡特に男の子にありがちですね。わざと破いているわけではありません。成長過程だと思って「本はだいじだいじ~」と言って引っ込めてしまいましょう。
破けてしまった本をセロテープでママが直す姿を見せる、一緒にできる年齢なら一緒に補修するのも「本を大切にする」という概念を教えるよい機会です。
④静かに聞いているけど・・・英語がわかっているのか疑問。英語を口にするわけでもないし・・・
➡言葉は「大量のインプット」があったのちにやっと「アウトプット」の段階が来ます。日本語だって1年近く大量のインプットがあってからしか言葉は出てきません。1日30分ほど英語で読み聞かせをしたからと言ってすぐに口をついて英語が出るわけはありません。目で見て、耳で聞いて、テレビ等からもインプットがあって、色々な要素が積もり積もって少しづつ単語が出てくるようになります。ネイティブスピーカーのいない環境で「スピーキング力」を養うのが最も難しい点ですので、スピーキングについては焦らずに「読み聞かせ」の本来の目的=読書好きな子に育てる、ことを主眼にしてください。読み聞かせで必ず「読解力」の基礎はできてきます。
まとめ
お子さんによってそれぞれ個性があると思います。私も「うちの子はどうしてこうも落ち着きがないのかしら?あの子はじっと読み聞かせを聞いてるのに・・」などと思ったものです。でもそれは「個性」。落ち着きなく動くのは裏を返せば「運動好き」の個性。逆に運動が苦手な子には「絵がうまい」という個性があったりするものです。「読み聞かせ向き」ではなかったうちの息子もできたので焦らなければ大丈夫です!
これからなが~い、本当になが~い子育てです。終わりはありません。短期間に焦ってやって「ダメだ」とやめてしまわないことが成功への道だと私は確信しています。
私がいつも心に刻んでいる言葉があります。
「学問に王道なし」
誰もが知っている言葉だけれど、奥が深いといつも思います。正しいことをコツコツと続ける。ママが子供と一緒に本を楽しむ「読み聞かせ」が間違った方法なわけはない、親なら直感的にもそう感じますよね。1か月2か月続けて「うちの子は向いてない」、そんな風に思わないでください。学問は「年」単位で続けるものです。読書について「一生」続けるものです。
焦らずコツコツ楽しんで毎日!
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