アメリカの小学校で使っている算数の教科書

ご存知かもしれませんが、アメリカには日本のように統一の教科書がありません!

学校区ごとにお休みの日程も違えば、小学校卒業の年も違います。使う教科書も学校区によって異なります。小学校のうちは教科書を使わないところも多々ありますので、学校で何を勉強しているのか分かりにくいという難点があります。何の教科書を使っているのか、どういう問題集をやればよいのか、学校の先生に聞いてみるのが一番です。

一例ですが、カリフォルニアの我が家の学区の場合、算数についてはあるシリーズのテキストブックを採用しています。Math in Focus by Marshall Cavendish

1st grade ~5th gradeまでAとBの2冊づつあります。シンガポールのMathカリキュラム用の教材で、一般的なアメリカのカリキュラムより進みが早く、教材としても内容がしっかりとしています。アメリカのアマゾンで売っていますが、購入する際に気を付けないといけないのが Student Edittion => 問題集(答えなし)とTeacher’s Edition => 教師向け(解説・解答つき)の2種類あることです。Student Editionは11ドル程度、Teacher’s Editionは新品は70~90ドルくらいです。Teacher’s Editionは高いのですが、中古もいろいろ売っています。低学年のうちはTeacher’s Editionがなくても親御さんが丸付けできると思います。高学年ぐらいになって英語の文章題がちょっと・・という場合はTeacher’s Editionもそろえた方がよいと思います。

それ以外によく使用されているのはこちらのシリーズ Go Math by Houghton Mifflin Harcourt

ニューヨークなど東海岸の学校で使用されていることが多いのがこちら Eureka Math by Great Minds

このEureka Mathは「なぜそうなるのか?」という点の説明・理解に力点を置いて独特の手法で解説がされています。これが日本的なMathをやってきた人にはちょっと分かりづらく、お子さんが持ってくる宿題の解き方が分からないと保護者の方からご相談を受けることがよくあります。オンライン家庭教師スタディバディでは、このカリキュラムに沿った授業も行っています。

お子様の学習を自宅でもサポートすることは非常に重要です。そのためにも、学校の先生に何の教科書を使っているかを聞いて、その教科書を自宅にもそろえておけばサポートがしやすくなります。

オンライン家庭教師スタディバディでは在米生の学習をサポートしています。

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