ロサンゼルスの小学校 日本との違い6つ目

ロサンゼルスの小学校に息子が通い始めて3年。日本と違っていて驚いたこと5つについて先日アップしましたが(参照:ロサンゼルスの小学校 日本との5つの違い

追記でもう1つ、大きな違い。

それは学校での寄付金集め(Fund Raising)です。公立校なので授業料はタダ。学校の運営資金は教育委員会から出ますが、先日書いたように体育の先生や音楽の先生を雇う資金、iPadやコンピューターを買う資金、遠足(Field Trip)の資金など、資金が集まれば集まるほど追加の教育を子供達に提供できるようになります。そのためどの学校も寄付金集めが盛んです。日本で寄付金というと赤い羽根の募金やベルマーク集めなどは記憶にありますが、アメリカの学校では自らの運営資金集めに募金活動が盛んなことに驚きました。

この資金集めイベントの一つとしてポピュラーなのがFun Runというイベント

日本のマラソン大会のように順位を競うものではなく、その名の通りお楽しみランニング会という感じ。音楽をかけて校庭を走ります。その走った周数に応じて後日寄付金を出す(1周いくら)パターンと、一律の額を出すパターンと、好きな方を選べます。1周いくらパターンで子供が頑張っちゃってると・・・親はうれしいけれどドキドキしちゃう。そんなお遊びの雰囲気も楽しめます。「もういいよ!歩いて歩いて。」みたいなね。うちは変なドキドキは嫌なので(笑)一定額パターンを選択します。一定額パターンだと1口5,000円ほどが最近の相場。結構高いですよね。もちろんいくらでもいいのです。でも参加フォームに「授業で使うiPadを購入するには総額いくら=一人○○ドルは必要です」みたいな参考情報(笑)が書いてあるので、つい出しちゃうんですよね。おじいちゃんおばあちゃんも1口づつ寄付して応援に来るなど、ファミリーイベントです。

脇目もふらずがんばる子もいれば、雑談しながら走る女の子グループもいます。うちの息子は同じクラスのB君と張り合って頑張ってましたが、B君驚くほど速い!この学年の子なら40周前後走ると言われているトラックを70周以上走っていました。うちの息子は54周、よくがんばったね。私なら10周でギブアップです。

そして、走り終わった後はJumba Juice というお店のスムージーが飲めます。親が事前にオーダー(購入)しておくんですけどね。

至れり尽くせり!日本の厳しいマラソン大会経験者としては甘やかしすぎな感じがしますけど。

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