実は先日、ロサンゼルスの公立小学校4年になる息子が小学校を辞めました!!
・・・正確に言うと、
「ホームスクール」を始めることにしたのです。
日本で教育を受けた私にはなじみがなかったのですが、実はアメリカでは約30人に1人がホームスクール(家庭学習)をしているらしいのです。
スポーツや音楽でプロを目指すような子供達や、宗教上の理由(学校で教える内容が信仰する宗教の教えと異なるなど)でホームスクールを選択する子がいるということは知っていましたが、一部の例外だろうと思っていました。
手続きも煩雑で面倒なんだろうと漠然と考えていました。
しかし・・・
公立小学校で4年になった息子が「学校は楽しいんだけど授業がつまらない!」と言い出したのをきっかけに、我が家でも「ホームスクール」という選択肢が脳裏に浮かぶようになりました。
息子の学校では3年生までは3クラスのところ、4年生になると2クラスに集約されてクラスの人数が30人以上になったのです。
先生はクラスをまとめる(静かにさせる)ことに労力を注がなければならず、当然一人ひとりに目を配ることが難しくなってきます。
先日学校の授業のボランティアに行ったのですが、算数の学習が進んでいる生徒5人が授業を全く聞かずに独自にプロジェクトをやっていました。
その中にうちの息子もいたので何をしているのか聞いてみると・・・何やらボードゲームを作っている、と。
クリエイティビティを鍛える目的なのか、何らかの算数の思考力を鍛える目的なのか・・・。
なんせ当の本人がその意図も分からず、指導もなくやっていたもので・・・私としてはかなり「?」でした。
そうはいっても、30人以上生徒がいる中で個別にプロジェクトを用意する先生も大変だろうと思い・・・
それなら教材を持参させるから、丸付けも指導もいらないので、独自にやらせておいて欲しい、と先生に提案したものの、返事がなにやらのらりくらり。
アメリカは、公立校とはいえ各自の進捗に合わせて柔軟に対応してくれることが多いのですが・・・仕方ないか、とちょっとあきらめモードでいました。
しかしそんな折「授業がつまらない」と息子が言い出しはじめ・・・これはよくないな~、どうしたものかな~と思案し、「ホームスクール」という選択肢について自分で調べてみることにしたのです。
そうしたら意外や意外!
たいして複雑な手続きもいらずにホームスクールを始められることが分かりました。
詳細は後日別の記事でご紹介しますが、そんな経緯で我が家ではちょっとホームスクールにトライしてみることとなったわけです。
でも・・・
ずっと家で勉強するの?
社交性はどうする?
このままずーっと学校行かないの?
などなど、当然様々な疑問が頭をよぎったのですが、ホームスクールがうまくいかなければいつでも公立校へ戻ることが出来るので・・・
ちょっと新しいことにチャレンジしてみるか~♪
という感じではじめてみることにしました。
今後どんどんホームスクールの詳細について記事にしていきたいと思います♪
どうなる、ホームスクール?!