今日の記事はサンタモニカなどで最近よく見かける電気スクーターの記事です。
Who (geo) fenced me in? Cities test invisible barrier to slow or power down e-scooters.
誰がジオフェンス(仮想の境界線)を設定したのか?市当局が電気スクーターを減速・パワーダウンさせる仮想境界線をテスト中
geofence(ジオフェンス)とは、目に見えない境界線(=フェンス)で、そのフェンスを越えると電子スクーターが減速したり電源が切れるようになっているということ。日本にも「共有自転車」が置いてあるところがちらほらあると思いますが、観光地サンタモニカやロサンゼルスの都市部では、電子スクーターをよく見かけるようになりました。スクーターステーションもかなり数があるので、パッと気軽に乗るには便利そうです。でも、かなりスピードが出るので歩行者や車との事故が起きているのでしょう。
fence in: 囲い込む
invisible: 目に見えない、仮想の
では本文です。
Like scores of tourists who zip through Santa Monica on e-scooters every day, 21-year-old Elliot had no idea there was a fence around the pier until he hit it.
日々電子スクーターでサンタモニカを走りまわっている数多くの観光客と同様に、21歳のElliotもジオフェンス(仮想の境界線)にぶつかるまでサンタモニカピア(桟橋)周辺にフェンスがあるとは全く知らなかった。
scores of ~:多くの~
zip: ビュンと進む
have no idea: 全然知らない
Now, many (cities) are testing the limits of a technology called geofencing to remotely enforce speed, parking restrictions and even dead zones.
現在多くの都市が、スピード、駐車制限、さらにはデッドゾーン(使用不可エリア)を遠隔設定・施行するためにジオフェンスという技術の限界(性能)をテストしている。
remotely: 遠隔で
enforce: 施工する、実施する、強制する
restriction: 制限
But with so many companies operating with different rules in contiguous municipalities, the consequences are sometimes perplexing.
しかしながら、多くの会社が隣接する市区町村において異なるルールで(電子スクーター)を運営しているため、その結果(事態)は時にややこしいものとなっている。
contiguous: 隣接する
municipality:地方自治体(市区町村等)
perplexing: 複雑な、ややこしい
会社によって、地区によって、ジオフェンスのエリアが違うので、利用者にはどこからどこまで乗っていくことができるのかよく分からず、エリア外に出て突然パワーダウンしてしまう、という状況が起きているということです。今は利用状況のデータを集めたりテスト段階で、今後こうした情報をもとにルールを統制していくようです。
この電子スクーター、観光エリアを乗り回すには便利だと思います。種類(会社)も Bird, Lime, などいくつもあります。
アプリをダウンロードして登録すれば利用できるのですが(料金は10分で2ドル程度)アメリカの運転免許証が必要なので…そこが観光客の方には難関です。
子供も残念ながら乗れないですね。
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